毎日の食卓のための
薪火パン
ときはやが心がけていること。それは毎日食べられるパンを作り続けることです。毎日口にするものだから皆様に安心して食べていただきたい...。その思いから、ときはやのパンは卵・乳製品を使わずにシンプルな素材を選りすぐり、パンを焼いています。また、お店ではその場でお作りするサンドイッチもフィリングから手作りしてご注文の都度出来たてを提供しております。そのサンドイッチに使われるピーナツバターや季節のジャムなどは瓶詰めとしても販売しています。
薪火へのこだわり
朝4時、石窯に薪をくべるところから、ときはやの一日が始まります。その日の気温・湿度・天候によって、パンを焼くのに適した窯に調整していきます。時間をかけて窯の温度を上げ、薪が燃えたあとの熾(おき)を取り除き、石に蓄えられた余熱(輻射熱)によりパンの内側から焼き上げていきます。この独特な熱の伝わり方により短時間で焼き上げることが可能なため、生地中の水分がほどよく残りもっちりとした食感に仕上がります。また、薪火による香りが生地にのることも特徴の一つといえます。
掛け継ぐ自然酵母
パンを膨らませる源となるもの、それが「酵母」です。ときはやでは自家製の酵母をパン生地に入れて捏ねあげて一晩かけて発酵させたものを焼成しています。パン酵母は自家採取したものにリンゴやニンジンなどを入れて掛け継いでいるものを使っています。掛け継ぎの材料は酵母の住み家や食べ物になるとともに、パン生地に一緒に入れるため出来上がりの質感に大きく影響するため、単一の材料で掛け継ぐのでなく複数の素材を用いて酵母を起こしています。
ときはやのある場所
那覇空港から車で約30分。ときはやは北中城村という小さな村にあります。外国人住宅の情緒が残るとても静かな場所でパンを焼いています。北中城村の特産品のアーサーやパッションフルーツなども積極的にパンの素材として取り入れ、毎年村内と東京で開催される北中城村の物産展にも参加しています。